株主総会に顧問弁護士が同席するメリットを教えてください。

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株主総会は、株式会社における最高意思決定機関であり、会社の運営方針や役員の選任といった重要な事項を決定する極めて重要な場です。

株主総会の種類ごとの議題や、弁護士を同席させるメリットについて解説します。

定時株主総会と臨時株主総会で議題になるものとは?

株主総会には、事業年度の終了後に一定の時期に開催される定時株主総会と、必要に応じて随時開催される臨時株主総会の2種類があります。

定時株主総会

定時株主総会は、各事業年度の終了後、一定の期間内に必ず開催しなければならない会議です。

主な議題としては、貸借対照表や損益計算書などの計算書類の報告、剰余金の配当に関する承認、任期満了に伴う取締役や監査役の選任などが挙げられます。

また、役員報酬の改定や、定款の一部変更といった事項もこの場で話し合われることが一般的です。

全株主に対して招集通知を送付し、事業報告を行うことで、株主に対して経営状況を透明化する役割も担っています。

臨時株主総会

臨時株主総会は、定時総会を待たずに緊急に決定を下す必要がある事項が発生した際に開催されます。

たとえば、期中での役員の解任や欠員補充、合併や事業譲渡といった組織再編、あるいは大幅な資本金の減少や新株予約権の発行などが議題となります。

開催のタイミングや期間に制限はありませんが、招集の手続き自体は会社法に従って適正に行う必要があります。

株主総会に顧問弁護士が同席するメリット

株主総会の場に顧問弁護士が同席することには、次のようなメリットがあります。

議事進行をスムーズに進められる

弁護士が同席するメリットは、法的な根拠に基づいた適切な議事進行をサポートできる点にあります。

株主総会では、株主からの質疑応答の時間が設けられますが、中には経営陣を窮地に追い込むような厳しい質問や、議題とは無関係な不適切な発言がされることもあります。

弁護士がいれば、その場で質問の内容を判断し、回答すべき範囲や拒絶できる理由を法的な観点からアドバイスしてくれます。

株主との信頼関係が損なわれるリスクを回避できる

株主総会での不適切な対応は、特定の株主との対立を深めるだけでなく、他の多くの一般株主からの信頼を失う原因となります。

弁護士が同席していることで、会場全体に公平で厳粛な雰囲気が保たれ、感情的な対立が激化するのを抑える効果が期待できます。

万が一、株主から決議の効力を争うような主張がなされたとしても、弁護士がその場で適法性を確認しながら進めていれば、将来的な訴訟リスクを低減できます。

まとめ

今回は、株主総会の種類と、顧問弁護士が同席することによるメリットについて解説しました。

株主総会は、定時・臨時ともに、会社にとって大きな役割を果たします。

質問への回答や発言の方法を誤ると、株主からの信頼を失ったり、自社にとって不利益を被ることもあります。

当事務所では、株主総会の対応を一括でサポートしています。

資料作成や質疑応答の対応などを行いますので不安をお持ちの方はご相談ください。

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阪本 敬幸(さかもと のりゆき)/ 代表弁護士

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